ホーム  >   看護連盟ニュース  >   個別機能訓練加算の廃止案が浮上:第83回社会保障審議会介護給付費分科会

看護連盟ニュース

2011年11月4日個別機能訓練加算の廃止案が浮上:第83回社会保障審議会介護給付費分科会


10月31日、第83回社会保障審議会介護給付費分科会(分科会長=大森彌・東京大学名誉教授)が行われ、2012年度の介護報酬改定に向けた通所介護や通所リハビリテーションの基準・報酬等について話し合われた。

■個別機能訓練計画だけでなく機能訓練そのものを評価

厚生労働省は、理学療法士等の機能訓練指導員を配置した事業所による個別機能訓練計画を評価する「個別機能訓練加算」の廃止を提案した。同加算は、通常規模以上の事業所の約65%で算定されているが、廃止して基本報酬に包括化する考えだ。さらに、指導員の約7割は看護師が兼任している実態を踏まえ、看護師が配置されている通常規模以上の事業所の基本報酬を見直すべきとしている。

個別機能訓練加算の廃止に併せて、新たな加算の新設も提案された。介護予防通所介護の「運動器機能向上加算」のような個別的な機能訓練を評価する加算を設定し、利用者の自立支援を促すねらい。

これ対し、山田和彦委員(全国老人保険施設協会会長)から「このような新加算の創設は、通所リハと通所介護の違いをよりわかりづらくする。誤解を招くような加算はやめるべき」と反対の声が上がった。

厚労省はこの日の会議で、家族介護者支援(レスパイトケア)促進の観点から、サービス提供時間を長時間化するためのサービス提供時間区分の見直しも提案。現在、「2~3時間」「3~4時間」「4~6時間」「6~8時間」に分けられているサービス提供時間区分を、「2~3時間」「3~5時間」「5~7時間」「7~9時間」にするとしている。さらに、延長加算を2時間から3時間に伸ばし、現在最大10時間までしか評価されていないサービス提供を、最大12時間まで評価範囲にする。

ほかにも、▽小規模事業所の報酬単価が、管理的経費の実績から比較すると15%に留まる現状を踏まえ、通常規模型より17%高い現在の設定の適正化、▽より柔軟な人員配置を行うための常勤換算方式の導入など、生活相談員と介護職員の人員基準の見直し、▽事業所と同じ場所に居住する高齢者に支払われている送迎費用の見直し等が提案された。

■胃ろう等の利用者への医療処置も加算の対象に

通所リハビリテーションの見直しでは、現在月8回以上通所リハビリを利用しなければ算定されないリハビリテーションマネジメント加算を、月4回以上でも算定可能にする提案がされた。算定条件として、新規利用者宅にリハビリを開始後1カ月以内に訪問し、リハビリ計画を作成することがあげられている。

短期型通所リハビリの見直し案では、現在基本報酬に組み込まれている1時間以上2時間未満の短期型通所リハビリを独立させ、月13回まで出来高で算定することが示された。ほかにも、要介護4、5の利用者のうち、人工呼吸器や胃ろう等を行っている利用者に対し、医学的管理や処置を行った場合に加算を認める提案もされた。

訪問リハビリについては、地域差軽減のため、サテライト型訪問リハビリ事業所の創設などが提案された。

最新看護連盟ムービー

  • 特別公開:HANA♪うた
  • 看護連盟プロジェクト
  • 看護連盟ニュース

  • 看護連盟ムービー

  • マンスリーメッセージ

  • あべ俊子国政活動ニュース

  • たかがい恵美子活動報告

  • 石田まさひろ活動報告

  • 木村弥生きむやよ通信

  • WEB N∞

    日本看護連盟の機関誌アンフィニの
    バックナンバーから、注目を集めた
    ページをピックアップ。

  • 目指せ!連盟マスター

    日本看護連盟の機関誌アンフィニに
    連載されている、政治の仕組みを楽しく
    学べるページを再録。

  • キーワード

    今、流行の言葉、注目の言葉、覚えて
    おきたい言葉を、そっと?教えます。

  • Weekly N∞

    ファクスニュース「Weekly アンフィニ」の
    注目ニュースが読めます!

  • ブログ

看護連盟について
 ベッドサイドから政治を変える! 日本看護連盟
日本看護連盟
  • 住所〒150-0001
  • 東京都 渋谷区神宮前5-8-2
  • TEL03-3407-3606
  • FAX03-3407-3627
  • http://www.kango-renmei.gr.jp/